日本生物地理学会会報 Vol. 59

December 20, 2004

Bulletin of the Biogeographical Society of Japan


森中 定治
酒井清六先生を偲んで(Obituary). 1.

宮原 一・矢部 衛・仲谷 一宏
アマミタナバタウオ(新称)の鹿児島県奄美大島からの記録. 3-7.

富樫 一次
石川県の舳倉島で採集された6種のハチ類について. 9-10.

河合 俊郎・高谷 文仁・矢部 衛
北海道函館市近海から記録されたテングノタチ. 11-13.

木暮 陽一
炭素・窒素安定同位体比による外海性浅海砂浜底の食物網構造の解析. 15-25.

富樫 一次
能登半島の山伏山で採集された若干の昆虫類. 27-29.

久保田 耕平・市橋 甫・内田 孝
伊勢湾を渡るミカワオサムシ Carabus arrowianus(コウチュウ目, オサムシ科). 31-39.

小林 亜玲・上野 俊士郎・河原 正人・久保田 信
日本海南部沿岸におけるカイヤドリヒドラ類(ヒドロ虫綱, 軟クラゲ目)の分布初記録. 41-44.

石田 昭夫・富川 光・馬渡 峻輔
東京の都市部のカイアシ類(甲殻類)―第二報. 45-48.

奥野 淳兒・有馬 啓人
伊豆諸島・伊豆大島における浅海性ヤドカリ類相(甲殻上綱, 十脚目, 異尾下目). 49-69.

久保田 信
瀬戸内海におけるカイヤドリヒドラクラゲ(ヒドロ虫綱, 軟クラゲ目)の分布初記録. 71-74.

安部 宣男・稲垣 照美・石川 秀之・安達 政伸・干場 英弘
ゲンジボタルの発光パターンに及ぼす温度環境の影響 ―地理的偏差による2型分布に対する 考察として―. 75-81.

安部 宣男・稲垣 照美・干場 英弘・穂積 訓・大平 武久
水圏環境の自然回帰へ向けたホタル生態系の設計と構築(第一報, 閉鎖型ミニ生態系による模擬と 7世代継承の成果). 83-91.

[酒井清六先生を偲んで]

干場 英弘
追悼 酒井先生! 93-94.

西川 勝
酒井清六先生を偲んで. 95-97.

寺田 浩司
酒井先生とハサミムシの時. 98.

正木 進三
酒井清六先生, いつまでもわが心に. 99-102.

[次世代にどのような社会を送るのか?]

森中 定治
次世代にどのような社会を送るのか? 103.

長谷川 眞理子
人間は環境を変え, 環境は人間を変える. 104-114.

松田 裕之
風土・健康・平和とそれらを繋ぐ創意工夫. 115-126.

浅川 満彦
書籍紹介(6)「森の野鳥を楽しむ101のヒント」 127.

森中 定治
書籍紹介(7)「Kupu-Kupuの楽園 熱帯の里山とチョウの多様性」 128.

学会記事
Biogeography Vol. 6 和文要約. 129-135.
日本生物地理学会 第60回年次大会のご案内, 講演申し込み
日本生物地理学会会則
日本生物地理学会会報投稿規程

吉本 浩
「Biogeography」および「日本生物地理学会会報」へ投稿予定の方に