竹内 直子・瀬能 宏・清野 聡子
対馬の魚類相 〜 1948-2015年の調査から 〜. 1-11.
鬼倉 徳雄・中島 淳・西山 穏・西 慶喜
通潤用水の水路改修前後における水生甲虫類,水生半翅類および魚類相の変化. 13-22.
小川数也
日本産尋常カイメン類の報告. 3. ギタリア科カイメンの日本初記録種と希少種の再発見. 23-31.
宮地 俊作・馬谷原 武之・對馬 孝治・笹田 勝寛・河野 英一・川端 淳・力石 嘉人・小川 奈々子・大河内 直彦
安定同位体分析による北西太平洋におけるカタクチイワシとマイワシの栄養段階と食源の推定. 33-41.
田城 文人・小倉 良仁・甲斐 嘉晃
ガンゾウビラメ属魚類5種の若狭湾からの記録および日本海における分布域の再検討. 43-53.
賀数 大吾・佐久本 孟寿・立原 一憲・今井 秀行
西太平洋域で発見されたタカサゴとニセタカサゴの雑種. 55-63.
中山 弘章・冨山 清升
殻形質に基づくタネガシママイマイ Satsuma tanegashimae の種内変異の研究. 65-72.
高橋 弘明
高知県におけるシマドジョウ属2種の分布・生息状況および形態的特徴. 73-86.
冨山 清升・平田 浩志郎・安東 美穂・金田 竜祐
鹿児島湾におけるヘナタリ Cerithidea (Cerithideopsilla) cingulata (Gmelin 1791)
の殻の内部成長線解析. 87-97.
今井 正・木村 正吾・大貫 貴清
額角歯数を用いた本州中部域2河川におけるヌマエビとヌカエビの判別. 99-111.
猪狩 健太・遠藤 友樹・金子 誠也・碓井 星二・加納 光樹
茨城県北浦のヨシ帯において小型定置網で採集された魚類の季節変動. 113-122.
高木 基裕・久門 伸司・大原 健一・関 伸吾・米澤 俊彦・大迫 尚晴・鈴木 寿之
琉球弧広域に生息するヒラヨシノボリの集団構造解析. 123-130.
金子 裕明・勝呂 尚之・二河 成男
神奈川県に生息するヤマメ集団の遺伝的構造の比較と在来集団生息の可能性の検討. 131-139.
原田 豊・櫻井 愛弓・新有留 茜
琉球諸島の港のアリ. 141-148.
豊田 大晃・滑川 結香・加納 光樹・碓井 星二
茨城県北浦の流入河川の雁通川に遡上する魚類の季節変化. 149-158.
今井 正・大貫 貴清・鈴木 廣志
高知県室戸半島と足摺半島における淡水産コエビ類の分布. 159-171.
向井 貴彦・北原 佳郎・森口 宏明・酒井 博嗣・浅香 智也・地村 佳純
西日本における琵琶ヨシノボリ外来個体群の分布. 173-180.
村瀬 敦宣・宮崎 佑介・三木 涼平・向井 貴彦
宮崎県延岡市の河口干潟域で採集されたアベハゼとイズミハゼの交雑個体. 181-187.
久保田 信
老衰したニホンベニクラゲ(ヒドロ虫綱,花クラゲ目)の若返り. 189-191 .
畑 晴陵・高山 真由美・本村 浩之
鹿児島県トカラ列島から得られたベラ科魚類ズナガアカボウ Bodianus tanyokidus の記録. 193-196.
日比野 友亮・木村 清志
標本に基づくオオウナギ Anguilla marmorata の三重県からの記録. 197-201.
原田 豊・中村 美月・若松 良衣
ウスヒメキアリの南西諸島からの新記録. 203-205.
小暮 陽一・金子 篤史
日本初記録の Anthenea 属ヒトデ類(棘皮動物門,海星綱,アカヒトデ目)
Anthenea regalis オウサマツブハダヒトデ(新称). 207-211.
久保田 信
タツナミガイ(軟体動物)の和歌山県白浜町瀬戸漁港船揚場における夜間出現(続報). 213-214.
松沼 瑞樹・岡本 誠
東シナ海から採集された日本から2例目となるトコナツイボダイ科トコナツイボダイ
Amarsipus carlsbergi の記録. 215-219.
長澤 和也・上野 大輔
沖縄県産ジルティラピアに寄生していたヤマトニセエラジラミ. 221-224.
堀田 拓史・秋山 仁・野添 裕一
九州北西部から得られたカブトヘンゲクラゲ Lobatolampea tetragona
(有櫛動物門,カブトクラゲ目,カブトクラゲ科)の一次触手を有する未成熟個体の記録. 225-229.
三澤 遼・遠藤 広光・甲斐 嘉晃
若狭湾におけるアカエイ科カラスエイ Pteroplatytrygon violacea の記録. 231-237.
岩坪 洸樹・大富 潤
鹿児島湾初記録ならびに西限記録のアカメ Lates japonicus. 239-243.
久保田 信
和歌山県白浜町の定点における2014年のオカヤドカリ類(甲殻類,異尾類)の出現―新参と古参の比較. 245-247.
三木 涼平・村瀬 敦宣・和田 正昭・岩槻 幸雄
コケギンポ科魚類アライソコケギンポ Neoclinus akazakii およびハダカコケギンポ
Neoclinus nudus の宮崎県からの記録. 249-259.
長澤 和也・河合 幸一郎
日本の高標高地における魚類寄生虫の記録,特にヤマトイワナへのチョウモドキの寄生. 261-265.
北田 博一・久保田 信
福島県いわき市産3種のヒドロクラゲ(ヒドロ虫綱,花クラゲ目)が2011年の大震災後に季節消長が激変. 267-269.
久保田 信・池田 周平・山本 岳・奥泉 和也・三宅 裕志
90年ぶりに原記載地から採集されたコノハクラゲ(ヒドロ虫綱,軟クラゲ目). 271-274.
小枝 圭太・鏑木 紘一・本村 浩之
薩南諸島広域から採集されたハタンポ科ユメハタンポ Pempheris oualensis の記録. 275-282.
森中 定治
書籍紹介(25)陰山大輔(著)消えるオス 昆虫の性をあやつる微生物の戦略. 283.
森中 定治
書籍紹介(26)矢田脩(著)熱帯アジアのチョウ. 284.
森中 定治
書籍紹介(27)岐阜の自然考出版委員会(編)岐阜の自然考 ふるさと ぎふの多様な生きものたち. 285.
Biogeography 第17巻和文要約. 286-295.
森中 定治
趣旨説明「対論! 右派の異端者,左派の異端者」. 巻末 3-6.