粟生 恵理子・澤井 悦郎
長崎県江迎川下流域におけるヤリマンボウ(マンボウ科)の未成魚の打ち上げ記録. 1-4.
酒井 卓・瀬能 宏・加納 光樹
東京湾におけるガンテンイシヨウジ Hippichthys penicillus の採集記録と北限個体群の確立の可能性. 5-10.
木暮 陽一
炭素・窒素安定同位体比による日本海南部沿岸域における食物網構造の解析. 11-17.
原田 豊・柿元 絹生・佐々木 那菜・東郷 凛
公園内に植栽されたカンヒザクラの樹上で活動するアリ. 18-24.
阪本 憲司・宮崎 恭平
潮間帯に生息するハゼ類の高温および低温耐性. 25-28.
原田 豊・藤田 祥帆・柿元 絹生
北海道の港のアリ. 29-34.
大窪 和理・冨山 清升・内田 里那・小長井 利彦・中島 貴幸・市川 志野
鹿児島県大隅諸島におけるヤマタニシ(Cyclophorus herklotsi Martens, 1860)
(原始紐舌目;ヤマタニシ科)の殻の形態に基づく個体群間変異の分析. 35-43.
山田 裕貴・後藤 益滋・逢坂 裕子・本宮 麻紀・清原 祐司・澤山 英太郎・高木 基裕
ゲンジボタルにおける集団解析のためのマイクロサテライトDNAマーカー開発の試み. 44-53.
緒勝 祐太郎・塘 忠顕
会津駒ケ岳におけるオサムシ科甲虫群集の垂直分布. 54-64.
三田 哲也・浜崎 活幸・飯塚 千香子・北田 修一
父島と八丈島沿岸域におけるオカヤドカリ類の分布. 65-74.
水流 拓馬・浜崎 活幸・三田 哲也・藤川 俊介・北田 修一
鳩間島におけるオカヤドカリ類の分布. 75-85.
小川 数也
日本産尋常海綿類の報告. 5. 日本初記録 6 種と 5 希少種の再発見. 86-97.
酒井 卓・竹山 佳奈・中瀬 浩太・河野 博
東京湾奥部に再生された干潟域(大森ふるさとの浜辺公園)のタイドプールの魚類相. 98-112.
土井 学・倉西 良一
伊豆諸島八丈島における国内外来種ニホンイタチの糞による食性分析. 113-125.
小野田 剛・冨山 清升・菊池 陽子・古城 祐樹・小原 淑子・杉田 典正
同所的に生息する淡水巻貝カワニナ Semisulcospira libertina (Gould, 1859) (吸腔目;カワニナ科)
とイシマキガイ Clithon retropictum (Martens, 1879) (アマオブネガイ目;アマオブネガイ科)
2種の微笑生息場所環境. 126-140.
畑間 俊弘・浜野 龍夫・齋藤 稔
山口県における淡水性魚類・十脚甲殻類の生物地理,水系,
およびセグメントスケールでの分布パターン. 141-199.
戸篠 祥
宿毛湾から採集された四国初記録のサカサクラゲ Cassiopea sp.
(鉢虫綱,根口クラゲ目,サカサクラゲ科). 200-203.
木暮 陽一・金子 篤史
日本初記録のゴカクヒトデ類(棘皮動物門,海星綱,アカヒトデ目)
Glyphodiscus perierctus ユメゴカクヒトデ(新称). 204-208.
木村 克也・河合 俊郎・今村 央
北海道南部から採集された北海道初記録の 4 種の魚類. 209-218.
久保田 信・北田 博一・菅野 和彦
放射能の影響下にある福島県と茨城県産ベニクラゲとニホンベニクラゲ
(ヒドロ虫綱,花クラゲ目)の奇形. 219-222.
久保田 信
和歌山県田辺湾とその近隣海域におけるムラサキイガイ個体群の激減と
ミドリイガイ個体群の激増(続報). 223-225.
久保田 信・土生 紳吾
島根県と和歌山県で発見された希少なハナウスラヒトデ(棘皮動物). 226-228.
宮崎 佑介・福井 歩
稚魚の標本にもとづく東京湾から採集されたクサアジの記録. 229-231.
久保田 信
和歌山県田辺湾におけるイシサンゴ類とイソギンチャク類(刺胞動物門,花虫綱)の白化からの回復. 232-235.
吉田 朋弘・木村 祐貴・本村 浩之
鹿児島県口永良部島から得られたテンジクダイ科魚類ヤツトゲテンジクダイ. 236-241.
小山 彰彦・若林 瑞希・乾 隆帝・鬼倉 徳雄
山口県および九州北岸におけるマメアカイソガニの分布と生息環境. 242-246.
久保田 信
カギノテクラゲの一種(刺胞動物門,ヒドロ虫綱,淡水クラゲ目)の付着姿勢. 247-249.
村瀬 敦宣・小山 彰彦
種子島の河口域で採集された北限記録のフタハオサガニ Macrophthalmus convexus. 250-252.
長澤 和也・川野辺 素一・熊川 真二・松澤 峻・竹花 孝太
木曽川上流域の王滝川で再発見された魚類寄生虫ヤマメナガクビムシ
Salmincola californiensis と宿主の同定. 253-257.
緒方 悠輝也・村瀬 敦宣・三木 涼平
宮崎県青島で採集された北限記録のイソギンポ科魚類ヨダレカケ Andamia tetradactyla. 258-261.
加納 一三
横断山脈中央部の景観観察による氷河期における動植物の”避難所”説への一考察. 262-265.
亀掛川 樹・北田 洋平・向井 有理・越中谷 賢治・久保田 信
ニホンベニクラゲ(ヒドロ虫綱,花クラゲ目)『若返り』現象の誘導. 266-270.
星野 和夫・三木 涼平
大分県佐伯市蒲江で採集されたオニダルマオコゼ Synanceia verrucosa
の報告とその出現状況. 271-276.
畑 晴陵・田代 郷国・本村 浩之
与論島から得られた琉球列島初記録のミナミハダカエソ Lestrolepis luetkeni. 277-281.
小山 彰彦・乾 隆帝・菅野 一輝・鬼倉 徳雄
希少種ハシボソテッポウエビ Alpheus dplichodactylus の九州における分布記録. 282-285.
三木 涼平・村瀬 敦宣・和田 正昭
宮崎県北部で採集された東九州初記録のヨウジウオ科魚類スミツキヨウジ
Solegnathus hardwickii および高知県柏島で確認された抱卵個体. 286-291.
森中 定治
論考:種問題とパラダイムシフト. 292-317.
山田 一之・田中 正敦
今島実 著作リスト追補. 318-319.
春日井 治 書籍紹介 34-39
鹿児島大学生物多様性研究会(編)奄美群島の生物多様性−研究最前線からの報告−. 320.
鹿児島大学生物多様性研究会(編)奄美群島の外来生物−生態系・健康・農林水産業への脅威−. 321.
増田 隆一(著)哺乳類の生物地理学. 322.
山田 文雄(著)ウサギ学−隠れることと逃げることの生物学−. 323.
山崎 晃司(著)ツキノワグマ−すぐそこにいる野生動物−. 324.
梶 光一・飯島 勇人(編)日本のシカ−増えすぎた個体群の科学と管理−. 325.
森中 定治 書籍紹介 40-41
蜂須賀正氏(著)杉山淳(編)川端裕人(解説)世界一の珍しい鳥−破格の人〈ハチスカ・マサウジ〉博物随想集−. 326.
三中信弘(著)思考の体系学−分類と系統から見たダイアグラム論. 327.
学会記事
Biogeography 第19巻和文要約. 328-339.
日本生物地理学会会則. I.
細則. II-III.
日本生物地理学会投稿規定. IV.
「Biogeography」および「日本生物地理学会会報」に投稿予定の方に. V-VI.
日本生物地理学会第73回年次大会のご案内,発表申し込み. VII.
2017年度市民シンポジウム『次世代にどのような社会を贈るのか?』 講演録
益川敏英著『科学者は戦争で何をしたか』をめぐって. 1-17.